「大丈夫ですか」
気配を辿るままに着いた場所で後ろから掛けられたカミューの声に、カインは荒く息を吐きながら小さく頷いた。うっかり体がルックのものだという事を忘れて走った所為で、呼吸をする度に肺が痛む。だがそれに構っている場合ではない。
額の汗を拭って足を進めると、視界に入ってくるのは同盟軍の軍主であるエルやシーナなどを含めた数人の人だかり。そして廊下に倒れた一人の息絶えた男。ちらりと視線を移せば、吹き飛んだ扉の向こうには闇が充満していた。目を細めるカインにエルが慌てた風に近付いてくる。
「ルック!!」
「……エル」
声を出すと、ひゅう、と鳴る気管。けほ、と一つ咳き込んで、カインは改めてエルを見遣った。
「…これ、どういう状況?」
「判んない。城がいきなり揺れて、その原因を調べさせたら此処がこんな状態になってたんだ。…これ、カインさんのソウルイーターだよね?」
首を傾げるエルにカインは頷いて返す。正確には、ソウルイーターを使用したのはカインではないが。
(……いや、使ったんじゃない)
そう思考しカインはこつりと足を踏み出した。吹き飛び最早原型を留めていない扉に歩み寄って、ともすれば今にも部屋から溢れ出しそうな闇にそっと手を伸ばす。ゆるゆると絡み付いてくるそれに首を傾げ、振り返って息絶えた男に視線を向けた。
「カインが暴走させるなんて珍しいな」
いや、初めてか?
闇が満ちる部屋から少し離れた所で立つエルに近付きつつ、シーナがそう呟く。その姿を一瞥し、カインは落ちていたナイフを拾いながら廊下に倒れる男に歩み寄った。闇がその存在を求める様に、じわじわと部屋から溢れ出し始めて。
「暴走させた訳じゃない」
ぽつりと返したカインが息絶えた男の傍らに膝を突く。体に絡み付いてくる闇をちらりと見遣り、何する気だ、とシーナが問う前にすっと右手を持ち上げ。
「返せ。少し訊きたい事がある」
どん! と華奢な拳が心臓辺りに叩き付けられた瞬間、息絶えていた男の体がびくんっと跳ね上がった。
直後げほごほと咳き込み始める死んでいた筈の男に、周囲が驚愕にぎょっと目を剥く。そんな事は意に介した風も無く、カインは拾ったナイフを右手で逆手に持つと、未だ咳き込み続ける男の眼球に刃先をひゅっと突き付けた。
「……ッ!!?」
男の動きがぴたりと止まる。そんな彼の顔を覗き込み、カインはふわりと目を細めてルックが決して見せる事の無い種類の妖艶な微笑を浮かべた。
「お早う。ハイランドからの刺客殿」
ごくりと男が息を飲む。否定の言葉が出て来ないのを肯定と取り、カインは左手で闇が溢れる部屋を示した。
「さぁて、―――手前、あれに何をした?」
すぅ、と細められる瞳と、威圧感。堪らないそれらにこめかみに汗を伝わせ、男は怖々と口を開く。
「……へ、部屋に連れ込んで、殺す前に頂こうとしたら…」
黙秘など、思い浮かぶ事もしなかった。
「ぼ…僕のものだ、と―――」
後は覚えてない、と呟く男に、ふん、と突き付けていたナイフを放り投げ、何となく判った状況にカインは呆れた風に髪を掻き上げる。
「ソウルイーターが怒る訳だ」
そのまますっと立ち上がり、つかつかと闇が溢れる部屋へと歩み寄って。
「あ、そいつもう必要無ぇから、後任せるわ」
それだけ言って躊躇無く闇の中に突っ込んでいく姿を見送り、暫しの沈黙の後やがてエルは唖然とシーナを見上げた。
「……先刻のルック、何……?」
「………えーと」
答えは、当然出るはずも無く。










そして闇が溢れる部屋の中。
ゆっくりと歩んでいた爪先に不意にこつりと何かが当たり、カインは視線だけでそれを見下ろす。
(………こっちは、もう無理か)
床に横たわる遺体にそれだけを思い、カインは再び視線を上げた。足が赴くままに進み、やがて現れたのは、ぐったりと壁に背を預けて座り込む自分の姿。
「……カイン」
肌蹴た衣服に目を細めるカインを認め、ルックは疲れた声でその名前を呟く。それに促される様に歩み寄り、ルックの目の前にしゃがみ込むと、カインは汗で額に張り付いた漆黒の前髪を掻き上げた。
「大丈夫か」
一拍の後、のろのろと返される頷きにカインは苦笑する。左手が握り締めている右手をそっと取り、その甲に刻まれている紋章にちゅ、と口付けた。
途端、周囲に満ちていた闇がふわりと霧散する。その事にルックはほっと息を吐き、引き寄せられるままにカインの肩に額を預けた。薄い肩にほんの少しだけ物足りなさを感じたが、それでも伝わる温もりに感じるのは安堵で。
「…吃驚、した…」
ルックがぽつりと漏らして深く息を吐く。
頭に血が上り、右手に在るのがソウルイーターだというのを忘れてつい魔力を注ぎ込んだのだが、まさか反応するとは思ってもみなかったのだ。その後は溢れ出す闇と吸われ続ける魔力に、闇を部屋の内に留めておくのが精一杯で。
「余程怒ってたみたいだったからな。お前の魔力で妥協したんだろ」
「妥協?」
不思議そうに顔を上げるルックにはそれ以上何も言わず、カインはそっと彼に右手を差し出す。
「何?」
「部屋に転移。此処じゃ人目がある」
言われてルックが視線を投げれば、確かに扉の向こうには恐る恐る此方を覗き込んでくるエル達が居た。だけど、とルックは肩を竦める。
「無理だよ、出来ない」
「いや、先刻何となく判った。多分出来る」
良いから、と促され、ルックは困った顔をしつつもおずおずと目の前の手を取った。暫し悩んだ後その甲を額に押し付け、そっと目を閉じて集中する。そしてやがてゆうるりと流れ込んでくる気配に、ああ、とカインの言葉に自然納得した。
(…そう、か。入れ替わったといっても、切り離された訳じゃなくて)
やはりどうやっても離れる事は出来ないのか―――と。ルックが微かに自嘲の笑みを浮かべた直後、ふわりと周囲に風が舞う。
次の瞬間空き部屋から掻き消えた二人は、無事ルックの自室に転移していた。
「え」
「…あ」
―――が、普段と勝手が違う所為なのか、転移地点が微妙にずれ、二人は受身を取る暇も無く放り出された宙からどさどさっと床に落下して。
「……い、…った…」
「あ、悪り」
下敷きにしてしまった唸るルックの上から慌てて退いて立ち上がり、カインは彼に手を差し出す。それを取りながら周囲を見回して、ルックは其処が自分の自室である事にほっと息を吐いた。
「良かった、成功した」
「だから出来るって言ったろ」
「言葉の前に多分、って付いてたじゃない」
むぅ、と唇を尖らせながらルックが立ち上がる。その姿に苦笑しつつ、カインはルックを促して寝台に腰掛けさせた。僅かに考える仕草を見せた後、その膝に向かい合わせに乗り上がってちょこんと腰掛ける。にっこりと微笑いながら首に腕を回してくるカインに、ルックは仄かに目許を染めて、心持ち上半身を引きながら彼を見下ろした。
「……な、んで、膝に乗るの」
傍から見れば自分がカインに迫っているとしか思えない図。ルックとしてはかなり居た堪れない。
そんな彼の心中を知ってか知らずか、カインは更に体を密着させる。
「そりゃあ、こんな時でもなけりゃこんな事出来ねぇし。…それより」
ふわ、と唇が触れ合いそうになる程に顔を近付けて。
「僕のものに触るな、――――だって?」
ぱちり。楽しげに言われた言葉をすぐには理解出来ず、ルックはきょとんと瞬いた。
が、すぐにかあっと赤面し、反射的に相手をどんっと突き飛ばす。
「あ」
「わ!?」
普段ならびくともしない筈の体が、しかし今の状況では容易に離れ、その勢いのまま床に落ち掛けるカインをルックが慌ててがっしと抱き留めた。
体に回された腕にぱちぱちと瞬き、カインはルックの腕の中でふわりと微笑う。そろりと再び相手の首に腕を回して抱き付き、その頬にちゅ、と口付けた。柔らかい感触にルックはぴくりと肩を竦める。
「……カイ、ン」
「ん…?」
こめかみに、眦に、額に。幾つも落とされる口付けの意味を理解出来ぬ筈も無く。
先程の失敗を教訓に、やんわりとカインの肩を掴んでその体を引き離したルックは、困った風な表情でカインを見下ろした。
「駄目、だよ」
「何で?」
「何で、って…」
可愛らしく首を傾げる相手にルックは痛む頭を抱えて俯く。
――――もしやこの男、今の状態を全く理解していないんじゃないだろうか。
「……っ?」
と、そんな事を考えていると不意にくい、と顎を掬われ、そのまま顔を上げさせられてルックはえ、と目を瞬かせた。次いでちゅ、と唇に落ちた口付け。柔らかい感触にかぁ、と頬を染めたルックに、カインは間近でにや、と笑い掛ける。
「お前、いつも俺の顔に欲情してんの?」
「よ、―――ッんっ!?」
欲情? と問い返す声はカインの唇に塞がれて消えた。
そのままぐっと体重を掛けられて押し倒され、ルックは寝台に背中から倒れ込む。二人分の重みに寝台がぎしりと鳴った。
すぐに離される唇にぷはっと息を吐き、ルックは自分の上に圧し掛かる体を慌てて押し返そうとする。しかしカインはその抵抗をやんわりと流すと、ふわりと笑んでそっとルックの両頬を掌で包み込んだ。
「俺は、『お前』に欲情するけど」
すぐ傍の微笑にルックの頬が紅潮する。その反応にくつくつと喉で笑い、カインは指先で頬を撫ぜて。
「お前は?」
「…っぼ、僕は…」
言い淀んで視線を彷徨わせるルックに、笑みは消さぬまま僅かに小首を傾げ、カインはそろりと片手を頬から離した。そのまま肌蹴たままの胸元に手を差し入れて、背中まで滑らせある部分をするりと撫で上げる。
「ひゃ、ッ…!?」
途端ぞくりと背筋を走った快感にルックはびくっと体を跳ね上げて。しかし次の瞬間にはかあっと更に頬を紅潮させ、がばっと両手で口を覆った。
――――その初めて聴く声が、やたらと甘くて耳に残るものだったので。
「自分のイイ所位は把握してる」
久し振りだから多少痛いだろうけど、その分ちゃんと気持ち良くするし。
にっこりと満面の笑みで告げられる言葉に死刑宣告を受けた様な気分になり、ルックはあわあわと逃げの態勢に入る。
「い、いや別に気持ち良くなんてしなくても良いからっ!」
「遠慮しなくても」
「してないっ!! 絶対駄目! 本当ーに駄目!!」
事に及ぶという事は、先刻の甘い声を延々と聴かされ―――いや、発するのは自分だが―――続けるという事で。
そんな事にでもなったら、絶対頭がおかしくなるというか。居た堪れなくなるというか。色々恥ずかし過ぎるというか。
とにかく駄目! と言い張るルックに、カインはむう、と不満そうに眉を寄せた。が、少しの思案の後、いかにも名案が閃いた、といった様子でぽんと手を叩いて。
「じゃあ逆でするか?」
「は?」
「お前、俺の事抱く?」
かっきん、とルックが瞬時に凍り付く。
しかし思いの外すぐに解凍すると、ぶんぶんぶんっ! と強張った顔で勢い良く首を横に振った。その様子に僅かに残念そうな顔をし、カインはちゅ、とキスを落とす。
「じゃ、大人しくしてろよ」
しないっていう選択肢は無いんだろうか。
がっくりと項垂れつつ、深く重ねられる口付けに、ルックは諦めた様に華奢な背中に手を回した。瞼を閉じ、求められるままに舌を差し出す。
翻弄されるままに吐息を零し、その鈴が鳴る様な声に頬を染めながら。
…――――ああ、本当に何でこんな事になったんだろう…。
何処か疲れた様にそう思考し、ルックは施される柔らかな愛撫に身を任せたのだった。




















「お待たせしました」
ルック念願のレックナートが姿を現したのはその夜。
風呂に入り夜着に着替え、さあ寝ようかと布団に潜ったと同時に現れた彼女に、カインは目を瞬かせ、ルックはがばりと起き上がり掛けたは良いもののぐらりとバランスを崩し、カインに支えて貰いながらもレックナートを縋る様に見上げた。
「レックナート様」
「あらルック、何処か調子でも悪いのですか?」
何気無しに問われた言葉に頬を染め、ルックはぶんぶんと首を振る。その横ではカインが知ってる癖になー…、と白けた目で顔を逸らしていた。
「あ、あの、それで」
「ええ。元に戻る方法が判りましたよ」
にっこりと微笑み、レックナートが差し出すのは問題の水晶球。
それを受け取ってぽんと宙に放り投げ、カインはレックナートを見上げる。
「やけに早かったな」
「説明書を探し出すだけでしたので」
「「説明書?」」
「いえ此方の話です。それより元に戻る方法ですが」
訝しげに見上げる瞳をさらりと躱して本題に入ったレックナートに、ルックはごくりと息を飲んだ。
「この水晶球を割るだけで結構です。本来ならその前に体を繋がねばならなかったのですが、もうその必要は無い様ですので」
………何だか今、至極あっさりと凄い事を言われてしまった様な。
微妙に固まってしまったルックを置いたまま、残る二人は会話を進める。
「割る、だけで良いのか?」
「はい。すぐには無理でしょうが、一晩眠って起きれば元に戻っているでしょう」
「ふぅん」
手の中で玩んでいた水晶球をちらりと一瞥し、カインはすっと手を前に出すとぱっと手を開いた。
直後かしゃん、と音を鳴らして砕け散る水晶球。そんなに硬い物質ではなかったのか床で粉々に弾け飛んだそれに、後で掃除しなければと考えつつカインはレックナートを見上げる。
「これで良いのか」
「ええ。それでは用事は済みましたし、私はこれで」
ふわりと踵を返す彼女に、カインがレックナート、とその名を呼び掛けて。
「……程々に宜しく」
肩を竦めて伝えられた言葉に、レックナートはにっこりと満面の笑みを浮かべた。
「さて、何の事でしょう」
それだけを返して今度こそ消え去る彼女に、カインはふぅ、と息を吐く。と、ふと先程から何も喋っていないルックに思い至り、振り向きその顔を覗き込んで。
「ルック?」
覗き込んだルックは、その顔を真っ赤にして固まっていた。しかし何事かとカインが首を傾げるが早いか、唇を戦慄かせて震える息を吸う。
「…―――レ、レックナート様ー!!!?」
弟子が師匠を呼ぶその声は、カインのものである声量も相俟って、廊下の遥か彼方にまで響き渡ったそうな。










そして数刻後の朝。
「………………やっ…た…!!」
感極まった様なその声に意識を呼び覚まされ、カインはふっと目を開いた。
視線の先には、普段は自分が起こさない限り絶対起きない筈の恋人の姿。布団の上に座って鏡を見つめ、ふふふ、とちょっと壊れ気味に笑う様子に、ああ戻ったのか、とぼんやりと考えながらあふ、と一つ欠伸をする。と、起きた事に気付いたのか、ルックが体を屈めて嬉しそうにカインの顔を覗き込んだ。
「お早う、カイン」
「はよ」
「戻ったよ」
「みたいだな」
うん、と頷くその頭をそっと撫ぜると、ルックは更に顔を綻ばせる。それに微笑み返してシーツに手を突き、起き上がり掛けて―――カインは何故かそのままぽすりと布団に逆戻りした。もぞもぞと毛布に潜り込むその姿に、ルックはきょとんと首を傾げる。
「カイン?」
「ん?」
「鍛錬、行かないの?」
「今日はパス」
滅多な事では予定から省かない毎日の日課をさぼる発言に、ルックは更にきょとんと目を瞬かせた。何で、と問い掛けると、カインはにやりと口の端を上げてルックを見上げる。
「腰が痛ぇの」
ぴしりと時が止まった。
そういえば昨日はそういう事だった訳で。
一体どうすれば自分のこの貧弱な体であそこまで出来るんだと逆に関心したりもして。
いや、それ以上にとにかくあの声が。
自分が出している筈なのに何故か腰にくるあの鈴が鳴る様な、甘い、声、が。
「――――ッッ!!!」
どんどん脳裏に甦る昨日の記憶に、ルックはかあぁ、と首まで真っ赤に赤面した。
目の前には楽しげに笑むカインの表情。余裕綽々なその態度に、ルックはぷち、と頭の何処かで小さな音を聞く。
反射的に探った手に触れたそれをがっしと掴み、げ、と目を見開くカインには構わず、それを思いっきり全力で振り上げて―――。




















「……ふふふ、朝からラブラブな事」
朝だろうが昼だろうが夜だろうが薄暗い部屋の中。
真っ赤になって枕を叩き付けるルックとそれを受けるカイン、という、バカップルと呼ぶに相応しい光景を水晶球越しに瞳ではない目で見つめ、レックナートは至極楽しげに微笑んだ。
僅かに顔をずらし、己の向かう机に置いてあるグッズ―――もとい、彼女の自信作である術道具の数々に顔を向け、再びふふふ、と今度は妖しげに笑む。
今回は少し失敗してしまった。あの水晶球は本来自分とは全く無関係な所で仕掛ける予定であった物であり、その所為で色々カインには勘付かれてしまった様だが―――。
(しかし今後に影響する程では無いでしょう)
元々カインは、余程深刻な事になると想定しない限りは基本的に事を見守る性質の人間だ。そう、例え自分が巻き込まれようとも。
ならば其処まで構える必要は無い、とレックナートは術道具の一つを手に取って。
「……さて、次はどれにしましょうか……」
うふふふふふふふふ。
聞く者が聞けば何処か恐ろしくさえ感じられる笑い声は、その後暫く途切れる事が無かったという…。



















中身が入れ替わってたという事で、今回はノーカウントでお願いします(は?)


という訳で『天上天下』様への遅れ馳せながらのリンク御礼?(何故に疑問系)
リク内容は『レックナート様に振り回されるカイン様とルック』。

………あれ?(滝汗)

な、何か違う気がします。何か間違った気がします。何より振り回されてるのルックだけだよ!(汗)
んでもって一度は書いてみたいと思っていたネタですが、思いの外難しかったです。書いて混乱し、読み返しても混乱し。何度名前を打ち間違えた事か…。やっぱり入れ替わりネタは漫画で描くべきですな(苦笑)

そして桂木様。長々とお待たせした挙句、出来上がったのがこんなので本当に済みません…(土下座)
書き直し要求はお気軽にどうぞ…(ああもうこのヘタレめ)



20050815up


×Close